ssicacaの会計士を目指す記録

会計士を目指すブログです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

【企業法】設立ー見せ金

本日は、企業法ー設立の論点「見せ金」について学習しました。 「預け合い」と類似してますが、論文式試験の重要性は「見せ金」のほうが圧倒的に高いとのこと。 それでは、問題演習を通じて「見せ金」について見て行きましょう。 【問題文】 発起人Aは、Bと…

【学習記録】会社法-資金調達「株主の請求」

今回は、新株発行の事前差止・無効請求について、見ていきましょう。 こちらは、対比の視点をもって取り組みたいところです。 2009年 第1問 【問題文】 甲会社は、公開会社であり、種類株式発行会社ではない株式会社である。甲会社の株主Xは、同社の現経営陣…

【企業法】持分会社の基礎をまとめた

本日は、持分会社について学習します。 本試験ではなかなか出題がありません。 また、条文が多いという特徴もあるため、対策が取りにくい分野になります。出題の際にはハイレベルな戦いになることはあまり考えられない論点のため、基本的な知識を抑えて臨む…

【企業法】機関ー利益供与の禁止~2010年過去問分析~

本日は、利益供与に関し学んでいきます。 該当する条文は以下の通りです。 「株式会社は、何人に対しても、株主の権利の行使に関し、財産上の利益の供与をしてはならない(120条1項)。」 【利益供与とは】 それでは、利益の供与とはどのようなものになるの…

【企業法】機関―株主総会決議の瑕疵~2015年過去問分析~

本日は、「株主総会決議の瑕疵」について学習します。 株主総会決議になんらかの不手際があった場合の話になります。 判例に基づいて結論を導くことが求められるので、正確な暗記が必要となる論点です。 それでは、条文から見ていきましょう。 【条文学習】 …

5月13日の春秋 書き写し

春秋5月13日 「氷雨降る一日をこもりマスク縫ふウイルス網の世界の隅で」(小知和弘子)。先日の日経花壇にこんな単価があった。人と人との接触を抑えられた異様な日々。世界を覆う、その不条理を静かに詠んだ歌が胸を打つ。三十一文字の文芸の、なんとした…

【書評】春秋5月12日

日経新聞「春秋」5月12日 「われわれの文明は、印刷された書式の魔力にとらわれている」。「マネジメントの発明者」といわれるピーター・ドラッカー氏は、主著の「現代の経営」(上田淳生訳)でこう書いている。文書の定型な書き方を規範とみなし、柔軟さが…

【感想】管理会計の論文上級答練を受けました

管理会計の上級答練を受けました。 というか答練自体ほんと久々に受けました。 なんというか、ゆっくりしっかり勉強するのも大事ですが、 答練の集中度はやはり違いますね。 定期的に受けなければと感じました。 非常に手ごたえが悪かったので… 危機感を強く…

【不安】プロテインって飲みまくっても大丈夫なの?

こんにちは。 ssicacaです。 STAYHOMEが叫ばれて早1か月が過ぎました。 おうちの中ばかりで、体形に不安が生じている方も多いのではないでしょうか。 私もその一人でして。。。しっかり体重が増加してしまいました。 このままでは醜く太るのみ…とうことで一…

【企業法】機関ー「議決権の代理行使」

本日の学習論点はこちらになります。 企業法ー機関ー代理人を株主とする定款規定の効力 【条文学習】 議決権の代理行使に関する条文は310条1項前段に「株主は、代理人によってその議決権を行使することができる。」と規定されています。ここから、株主の代理…

【企業法】機関ー「株主総会の権限範囲」

本日は、企業法ー機関ー株主総会の権限について学習します。 【条文学習】 株主総会の権限に関しては、295条に規定されています。 1項:取締役会設置会社以外→万能の機関 2項:取締役会設置会社→会社法の規定・定款規定の範囲に限定 上記のように、取締役会…

【企業法】登記「登記とその他の条文の関係」

今回は、登記の効力について学習します。 【条文分析】 登記の条文は908条にあり、1項で登記の「消極的公示力」・「積極的公示力」が、2項では「不実登記の効力」が規定されています。それぞれ以下のような意味合いになります。 「消極的公示力」:登記をし…

【企業法】資金調達―「募集株式発行無効の訴え」

本日は資金調達―募集株式発行の無効の訴えの論点になります。 ここは条文上、無効原因に明文規定がないため問題となるという、書いていて楽しい?箇所です。 それでは、過去問を通じて見ていきましょう。 今回は2013年-第1問を取り上げます。 【問題文】 甲…

【企業法】資金調達ー現物出資と仮装払込~2018年第1問~

本日は、資金調達分野について学んでいきます。 【過去問の出題傾向】 資金調達分野の出題歴を振り返ると、2013年に「新株発行の効力」が、2018年に「募集株式の発行手続・関係者の責任」が問われています。5年ごとに出ているので、これ通りにいけば、令和2…

【企業法】設立ー不足額填補責任~2015年第1問分析~

本日は、設立_「不足額填補責任」についてです。 過去問を見ると、設立分野の出題は多くありません。そして、出題の際には、財産引受→発起人の責任が聞かれています。 それでは、2015年の過去問を通じて、書き方を学んでいきたいと思います。 【問題文】 Aは…

【企業法】設立ー不足額填補責任~2010年第1問分析~

今回は、会社の設立時に現物出資を行った際の関係者(発起人・証明者・設立時取締役)の責任に関してです。2010年の過去問を通じて、こちらの論点を見ていきましょう。 【問題文】 甲会社は、Aが発起人となり、募集設立の方法で設立された。 甲会社の定款に…

【企業法】設立ー「定款に記載のない財産引受」~2010年第1問分析~

2010年 第1問 問2「定款に記載のない財産引受」 【問題文】 甲会社は、Aが発起人となり、募集設立の方法で設立された。この場合において、下記の問いに答えなさい。 甲会社の成立前において、発起人Aは、Xとの間で、甲会社の事業のために継続して使用する機…

【企業法】設立ー「現物出資・財産引受・事後設立」~2015年第1問~

今日は企業法の過去問を通じて、設立の知識整理をします。 2015年 第1問 問題1 「財産引受の手続」 【問題文】 Aは首都圏に住んでおり、生まれ故郷のY県に代々引き継いだ土地(以下本件土地とする)を有しているが、本件土地は現在まで有効活用されていない…

【企業法】設立「設立中の会社・発起人の権限」

今日は会社法の設立部分を学習しました。 その論点の1つに「設立中の会社・発起人の権限」についてまとめてみます。 最狭義説にたって考えます。 【事例】 設立手続中のA会社の発起人Yの依頼により、株式募集広告をXが100万円で行った。 当該100万円が未払…

学習記録

監査論 →実施論 →→監査上の重要性 企業法 →株式 →→株式の併合等(キャッシュアウト) その他 楽天モバイルの返品に関する調査 iPhoneSE購入手続 明日の目標 財務会計 →4.純資産 監査論 →3.実施論 →→10.虚偽表示の評価 企業法 →4.設立