ssicacaの会計士を目指す記録

会計士を目指すブログです。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【企業法】設立ー見せ金

本日は、企業法ー設立の論点「見せ金」について学習しました。 「預け合い」と類似してますが、論文式試験の重要性は「見せ金」のほうが圧倒的に高いとのこと。 それでは、問題演習を通じて「見せ金」について見て行きましょう。 【問題文】 発起人Aは、Bと…

【学習記録】会社法-資金調達「株主の請求」

今回は、新株発行の事前差止・無効請求について、見ていきましょう。 こちらは、対比の視点をもって取り組みたいところです。 2009年 第1問 【問題文】 甲会社は、公開会社であり、種類株式発行会社ではない株式会社である。甲会社の株主Xは、同社の現経営陣…

【企業法】持分会社の基礎をまとめた

本日は、持分会社について学習します。 本試験ではなかなか出題がありません。 また、条文が多いという特徴もあるため、対策が取りにくい分野になります。出題の際にはハイレベルな戦いになることはあまり考えられない論点のため、基本的な知識を抑えて臨む…

【企業法】機関ー利益供与の禁止~2010年過去問分析~

本日は、利益供与に関し学んでいきます。 該当する条文は以下の通りです。 「株式会社は、何人に対しても、株主の権利の行使に関し、財産上の利益の供与をしてはならない(120条1項)。」 【利益供与とは】 それでは、利益の供与とはどのようなものになるの…

【企業法】機関―株主総会決議の瑕疵~2015年過去問分析~

本日は、「株主総会決議の瑕疵」について学習します。 株主総会決議になんらかの不手際があった場合の話になります。 判例に基づいて結論を導くことが求められるので、正確な暗記が必要となる論点です。 それでは、条文から見ていきましょう。 【条文学習】 …

5月13日の春秋 書き写し

春秋5月13日 「氷雨降る一日をこもりマスク縫ふウイルス網の世界の隅で」(小知和弘子)。先日の日経花壇にこんな単価があった。人と人との接触を抑えられた異様な日々。世界を覆う、その不条理を静かに詠んだ歌が胸を打つ。三十一文字の文芸の、なんとした…

【書評】春秋5月12日

日経新聞「春秋」5月12日 「われわれの文明は、印刷された書式の魔力にとらわれている」。「マネジメントの発明者」といわれるピーター・ドラッカー氏は、主著の「現代の経営」(上田淳生訳)でこう書いている。文書の定型な書き方を規範とみなし、柔軟さが…

【感想】管理会計の論文上級答練を受けました

管理会計の上級答練を受けました。 というか答練自体ほんと久々に受けました。 なんというか、ゆっくりしっかり勉強するのも大事ですが、 答練の集中度はやはり違いますね。 定期的に受けなければと感じました。 非常に手ごたえが悪かったので… 危機感を強く…

【不安】プロテインって飲みまくっても大丈夫なの?

こんにちは。 ssicacaです。 STAYHOMEが叫ばれて早1か月が過ぎました。 おうちの中ばかりで、体形に不安が生じている方も多いのではないでしょうか。 私もその一人でして。。。しっかり体重が増加してしまいました。 このままでは醜く太るのみ…とうことで一…

【企業法】機関ー「議決権の代理行使」

本日の学習論点はこちらになります。 企業法ー機関ー代理人を株主とする定款規定の効力 【条文学習】 議決権の代理行使に関する条文は310条1項前段に「株主は、代理人によってその議決権を行使することができる。」と規定されています。ここから、株主の代理…

【企業法】機関ー「株主総会の権限範囲」

本日は、企業法ー機関ー株主総会の権限について学習します。 【条文学習】 株主総会の権限に関しては、295条に規定されています。 1項:取締役会設置会社以外→万能の機関 2項:取締役会設置会社→会社法の規定・定款規定の範囲に限定 上記のように、取締役会…

【企業法】登記「登記とその他の条文の関係」

今回は、登記の効力について学習します。 【条文分析】 登記の条文は908条にあり、1項で登記の「消極的公示力」・「積極的公示力」が、2項では「不実登記の効力」が規定されています。それぞれ以下のような意味合いになります。 「消極的公示力」:登記をし…

【企業法】資金調達―「募集株式発行無効の訴え」

本日は資金調達―募集株式発行の無効の訴えの論点になります。 ここは条文上、無効原因に明文規定がないため問題となるという、書いていて楽しい?箇所です。 それでは、過去問を通じて見ていきましょう。 今回は2013年-第1問を取り上げます。 【問題文】 甲…